御柱祭

長野県でおこなわれるイベントで、もっとも見ることが難しく、そしてもっとも危険なものが、この御柱祭です。

7年に一度の開催

このお祭りが何故見ることが難しいのか?それは6年に一度(7年に一度といわれますが、それは数えで表記する慣習から)しか開催されないからです。またそのために、開催時には多くの観衆が山間の狭い場所に詰めかけ、実際訪れても見るのに一苦労するほどの込み合いになります。

死人が出る危険なお祭り

そしてこの祭りは、非常に危険な祭りです。この祭りのクライマックスである「木落とし」では、切り出された大きなモミの木に男たちが乗ったまま、急な山間の斜面を滑り落ちていきます。そのため、この祭りでは過去に何人もの死者が出ており、2016年には弁護士がこの祭りの主催である諏訪大社の宮司を、業務上過失致死で訴えるということまで起きています。